ホルンなどのロータリーにオイル注してますか?お手入れ動画【ロータリーに注油】
こんにちは!
とみやんです!
全国一千万人のホルン吹きの皆さんこんにちは!ホルンのロータリーは快適に動いてますか!?なんか引っかかるという人は手をあげて!はい、ありがとうございます。割と沢山の手が上がりましたね!
ホルンのロータリーがスムーズに動かなくなってしまう原因の8割はお手入れ不足が原因だと言っても過言ではありません。
ではなぜお手入れ不足だとロータリーの動きが悪くなってしまうのか。その理由を一緒に考えてみましょう。
ロータリーバルブはホルンに限らずトロンボーンやチューバにも使われています。これはレバーの上下動によってロータリーのケーシングの中に入っているロータリー本体が回転することで空気の通る向きを切り替えるという構造になっています。
ロータリーオイルの大きな役割は以下の3点です。
・ロータリーのケーシングとロータリー本体の間に入って金属同士の摩擦を少なくする。
・ロータリーケーシングおよびロータリーにサビが出ること傷がつくことを防ぐ。
・ロータリー自体の密閉率をあげる。
ロータースピンドルオイルなどの軸に注す油も同じ役割を果たします。
そうですね!ロータリーや軸用のオイルの大切な役割の一つに「サビや傷からロータリーバルブを守る」ということがあるのです。
つまりお手入れをしていない、または方法や頻度が間違っている事によってロータリー内部にサビや傷が発生する事によって動作が悪くなるわけです。
ロータリーの動きが悪くなったからオイルを注すのではなくロータリーの動きが悪くならないようにオイルを注すのが正しいのです!わかりましたか?
ちなみにロータリーオイルは演奏する前に毎回、軸のオイルは一週間に一度程度の頻度で注すのが目安です。
皆さん頑張ってお手入れして楽しいホルンライフを送ってくださいね!